こんにちは
サービスの岡本です。
前回の低圧側燃料ポンプの交換の続きです。
燃料タンクを外さなければいけなくなったので下回りを確認していきます。
スペアタイヤの前方に燃料タンクが有ります。
サービスマニュアルでは排気マフラーを外して、燃料タンクを回転させながら抜くと書いてあります。
本当にそれで外せるんだろうか・・・
最近の燃料タンクは給油口の辺りまで一体成型になっている為、形状が非常に複雑になっていて取外すのにいつも苦労します。
考えていても始まらないので、排気マフラーやその他燃料タンク回りの部品を外して見ます。
外し終わって燃料タンクをいろいろ角度にしてみますがどう考えても外れません。
なんとなく想像できていましたが、こうなってしまうとリアの足回りをごっそり外すことになります。
あきらめも肝心なのでリアの足回りを取り外していきます。
ちなみにここまでで半日以上経過しています。
これでようやく燃料タンクが外れて燃料ポンプが交換出来ました。
この後はバラバラにした部品を元に戻して作動チェックや走行テストを行って完成です。
低圧側燃料ポンプを交換するだけなのにほぼ一日を要してしまいました・・・
サービスホールが有る車両だと約1時間位で終わる作業です。
部品が故障してしまうのはしょうがないことですが、簡単に部品交換できるように作ってもらいたいものです。