こんにちは
サービスの岡本です。
今回はエアコンコンプレッサのお話です。
写真のコンプレッサはエアコンガス圧不良で交換したコンプレッサです。
クラッチレスタイプで常にアクセサリーベルトによって駆動されていまがエアコンを使用していない時はガス圧を作ることはしていないので駆動ロスはほとんどありません。
このコンプレッサは内部のピストン廻りの不具合だと思われますが、どんな故障の仕方なのか気になったので分解したいと思います。
バラバラになりました。
予想ではピストンについてるシールがダメなのかなと思っていたんですが、ピストンが1つ折れてしまっています。
この車両はエアコンガスもほとんど入っていなかったのでガス漏れによって一緒に循環していたオイルも抜けてしまって焼きついたようです。
冬場はエアコンを使っていても温風しか出さないのでガス漏れに気づかず、春になってからエアコンが効いていないことに気が付くというパターンはよくあることなんです。
コンプレッサの交換は10万円以上の高額修理になりますので冬場でも曇りが取れにくいなと思った時は早めにエアコンのチェックをおすすめします。