こんにちは
サービスの岡本です。
今回はバッテリーの液漏れについてです。
最近の車両はアイドリングストップが標準になってきたので充電、放電の繰り返しに強いドライバッテリー(AGM)が装着されていますが、少し前の車両ではまだまだウェットバッテリーが現役で頑張っています。
ウェットバッテリーは内部に希硫酸が入っていますので端子部分から液漏れすることが有ります。
写真の状態がプラス端子から液漏れした状態です。水色になっているのはプラス端子ケーブルの銅が溶けだしている為です。
液漏れの状態で長く使用していた為、プラス端子ケーブルの腐食がひどくボロボロになってしまい端子部分を固定出来なくなっています。
こうなってしまうと部品を交換するしかありません。
バッテリー端子に接続する部分だけ出れば良いのですが、部品供給はプラスケーブルASSYしか無い為、プラスケーブルを交換していきます。
これがなかなか大変な作業で・・・
オルタネータからスタータを経由してバッテリーとエンジンルームのヒューズボックスへ繋がっている為、長さは1Mを超える長さになります。
その分工賃も高くなります・・・
ちなみに工数と作業時間は全く合いません。
こうならないように定期的にお車の点検をお願いします。